鉱石をさがす

いろいろなくもない大人のたいしたことのない日常

自転車の寿命

 自転車で通勤している。通勤のみならず、ほとんどの自力移動を自転車に頼っている。なんということもないいわゆるシティサイクルというやつだが。

 先週の平日、職場までの道のりの最後の信号を渡りきり、残り数百メートルというところでペダルを踏み込んだ瞬間、突然派手な音を立ててチェーンが切れた。確認していないし拾いにも行けなかったがなにかの部品も路上に飛んでいった気がする。

 既にヘッドライトの電球も切れ、後部の赤い反射板がいつの間にか破壊され、前かごのねじ留め部分が錆びて千切れているせいでかご全体がガクガク揺れる、後輪につけるロックも鍵が折れて使えなくなった崩壊寸前の中古の自転車だったので、たぶん修理するより買い替えたほうがいい。しかたがないとはいえ、もう少し大事に使う方法がなかったものだろうか。あるいはほとんどまる5年も乗り回したことを考えればじゅうぶん付き合ってくれたと思うべきだろうか。

桜並木の遊歩道をぶらついた時に撮影した自転車。予想外にいい思い出の写真みたいになってしまった

 写真は去年の花見(確か3月30日とかそのあたり)のもの。異常気象を憂慮しつつも桜を楽しめてしまうのはサイコパスか?

 ともあれなんとかして新しい自転車を手に入れたほうがいいと思うのだが、日取りと予算との相談が捗々しくなく、しばらくは徒歩生活になりそう。